目のトラブル&お悩み情報

症状

見にくい、かすむ、くもる、ぼやける

疑われる眼障害

レンズをはずしてからしばらく「見にくい」状態が続く場合は角膜上皮障害[角膜上皮(かくまくじょうひ)びらん、角膜浸潤(かくまくしんじゅん)、角膜潰瘍(かくまくかいよう)]や角膜浮腫が疑われます。

角膜上皮びらん(かくまくじょうひびらん)

角膜上皮びらん

角膜上皮がはがれた状態(=びらん)。「点状表層角膜症」が悪化して発症する場合や、コンタクトレンズによる機械的な障害などが原因で生じる場合があります。また、「角膜浮腫」などほかの病気と合併することもあります。軽症では主に、異物感や目がしみるなどの症状があります。重症では激しい目の痛みや充血が起こり、まぶたが腫れることがあります。放置しておくと、「角膜浸潤」や「角膜潰瘍」にまで悪化してしまいます。

角膜浸潤(かくまくしんじゅん)

角膜浸潤

角膜にキズが生じ、角膜上皮と実質に炎症を起こしている状態。悪化すると、角膜上皮の一部がなくなり、もっと深い層までダメージが進んで「角膜潰瘍」になります。 通常、はげしい痛みや充血を伴いますが、ソフトコンタクトレンズでは自覚症状がない場合もあります。また、ソフトコンタクトレンズの場合、角膜上皮にキズがついても痛みが抑えられることがあるので要注意!知らないうちにキズが悪化し、「角膜潰瘍」になってしまうこともあります。

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